有野晋哉(よゐこ)個人ブログ

有野晋哉の備忘録。

ぼんやり考えてる事。

 かしまし娘サンと、お話しさせてもらった時

「もう浪花座は出られないんですか?」

「単独興行やるようになったら、戻りにくいねん」

僕が松竹芸能に入る前。

まだ、舞台からテレビへ移行する時代。

劇場に出れるようになる

実力、人気が出ると、単独興行がやれる

そんな人気者がテレビへ

て順番かな。

もっと色々あるけど簡単に書くとこんな感じ。

 

詳しい人に知恵を借りたい感じ。

 

よゐこで言うと、もうテレビの時代でした。

みんなのイベントに出る

テレビに出れるレギュラー持てる

単独ライブやる

みんなのイベントには出なくなる

なので、“チクる(要検索)”も断ったり。

後輩が作ったお城に入るのもなぁって感じ。

「戻りにくいねん」

が分かる感じ。

 

んで、令和。

時代は配信へ。

ここがぼんやり考えてる所やねんけど。

テレビに出る方法が分からないから、事務所に入る

そこで、礼儀作法を学ぶ(僕はその行為嫌ってたけどw)

劇場で育てられ、テレビでも育てられ

後輩がどんどん入ってきて、

後輩に礼儀作法を教える(←今ココ)

 

これが当たり前の育ち方やと思ってたら、変わってきてる。

「なんで売れてない芸人に偉そうにされなアカンねん」

と、辞める芸人が増えて

配信者になっていく。

所属しながらも、配信してたら人気者になれて

「なんで、会社に金取られなアカンねん」

と、これまた辞めていく。

まあ、後者は納得やけどね。前者はそんなもんやねんけど。

大事なのは、

面白い事がやりたいねん

の、人からしたら、無名の先輩の礼儀やら教えは我慢できひんやろうな

ハラスメント認定されちゃう

 

なんで所属するの?

と、根本に行き着く。

この人の芸に惚れ込んで弟子入り

の時代から

テレビに出たいから、有名になりたいから

その手段として所属する。

テレビ出たくない、面白いことしたい

自ら配信する

事務所っていらなくなる。

 

これは由々しき問題です。

事務所に所属してる旨み

知ってる先輩と話せる

でも、そこに行くまでに自分も色々結果出して

会社に認められて、

ようやく会える

そんなの言うてられへん

てので、後輩とイベント始めました。

www.youtube.com

 

でも、

コチラの考えやり方は古いかもしれない

現場では有り難がって聞いて入るけど

「古いよな」

「あれじゃ、ウケへんのにな」

とか言われてるかもしれない。

でも、やってみよう

と始めてます。

大阪でも縁のない女性タレントでやってみたり

youtu.be

 

そこまでやらんでも

と言われながらも

やるなら、お腹いっぱいまでやりたいサービス精神でやる

でも、

僕1人ではこれくらいが限界です。

さて、本題。

 

時代は配信です。

テレビに出たい

親を安心させたい

そんなのよりも稼ぐ方へ。

稼げてたら親は文句言いません。

「今だけやで」

そんなのはどの商売でもそうです。

雇われの身よりも経営の方へ行く方が良い

自分で配信

後輩は色々と、簡単にラジオ的な配信をしてたりもしてる

でも、それではやっぱりあゆみが遅い

時間がかかる。

そこで会社の力を使う。

 

 

www.youtube.com

 

こんな良い場所あるのに

って思いました。

面白いネタを作って舞台に立つ

も大事やけど

面白い事を考えて配信する

こっちも大事。

ここで、各々が考えた面白い事を発信する

視聴数を稼げるようになったら

独立chを立ち上げて引っ越す。

松竹芸能チャンネルがそんなプラットホームになったらええのになぁ

芸人、俳優、タレント、噺家、よーけおるんやから

「噺家さんとこんなの出来ひんかな」

「俳優に、このネタやって欲しい」

「タレントに食レポコントやって欲しい」

なんでも良いけど、

面白そうなのができたら、

別の人使って同じ企画やっても良いし

会社でやってる場所を借りてるうちは

迷惑系とか、コンプライアンスに引っかかる事は

やらせないので、礼儀を学ぶように道徳も学べる

「これをやると、こうなるからダメなんだ、こういう形やったらできるかな」

とか、教えてくれるやろう

それが所属の旨み

浪花座がここになったって考えたら

面白い事考えたら、ここで配信できる

って考えて欲しい

ただこれやるには優秀な演出家が何人かいる

それを確保する予算があるかどうか

かなぁ

無理かなぁ。

美味しそうな写真置いとく

ディレクターもこれ読んでやりたい!

って言うてくれたら良いなぁ。