有野晋哉(よゐこ)個人ブログ

有野晋哉の備忘録。

🎊本日千穐楽🎊 「混頓 vol.5」始めるにあたっての話。

 本日で終了。

有野晋哉。1990年に松竹芸能養成所に入り芸人になって34年。

芸人のイベントは多数出演

後輩と大喜利イベントをするってなったら、打ち合わせをたくさんする

スベらへんようにね。

当時一緒にラジオをやってた古田新太サンに

「今度の舞台芸人さんの話やねんけど、若手のネタコーナーがあるから

よゐこ出てくれへん?」

劇団☆新感線の舞台に出るのはダウンタウンさんに次いで2組目

まだ、深夜番組に出てる位の若手芸人やったけど

出してもろた

劇団☆新感線一座興行

 

てタイトルやったかな。

出演料はお弁当のみ。

セリフ?

自分らのネタやるだけなのでなかったです。

 

 そんな僕に舞台出演の依頼が来た。

単独ライヴではない舞台?公演に出させてもらうのは

勉強ばかりの舞台でした。

 稽古は10月末から。内心

早くない? と。

初回は仕事の為参加出来ず、2回目から。

それでも、僕が参加した時にはみんな台本をほぼ持たずに立ってやってた。

立ち稽古やん。

早くない? と。

僕?

 コンビでのライヴやと、早くて2週間前から始めて

座って読んで覚える作業

1週間前に立ってやるくらい

それを毎回鈴木おさむに

「立ってやって下さい!」

って言われて、立ってやってみると

え?お前そっちおるの

って、お互いの立ち位置が思ってた感じではなくって

「だから言ってるんですよ!」

と、怒られたりw。

稽古時間もやって3時間

大体2時間程度。

飽きるから。

 

さて、混頓の稽古。

aoi-conton.com

2本の30分程の長尺コント

1回の稽古が3時間

合計6時間。

みっちりやる。

それをみんな立ち稽古でやってる中、

僕は本持ってる

僕だけ朗読劇

ヤバイなー

って思いながらもセリフが入らない。

なんで?

自分で書いた台本じゃないから

考えてる分入る筈が頂いた本。

台詞回しも2人やと、言いやすいように変えれるけどそうもいかない。

 

さて、頂いた台本。

どーしよー

と、稽古が始まる前に裏技を仕込んでいた。

俳優のコーチング 

をお願いしてたので ※この話はまた後日

 

で、

「有野さんは一番先輩やから、みんなに背中を見せて下さい

 みんなついていきますから」

 えー!俺、初舞台やで

「関係ないです。芸歴で見られます」

 なるほど。

「この長セリフカンペ持っても良いんじゃないですか?演出に聞いて下さい」

 いや、みんなに背中見せるんやろ覚えるわ

「それが絶対、良いです」

格好つけといて、セリフが中々覚えきらない。

合計10回の稽古数

6回目くらいでようやく台本持たずにできるようになる。

誰よりも早く板つく僕

稽古場ではなるべく和ませる

かたまり先生の台本では

 このセリフ好感度下がりそうで、言うの嫌やねんけど

「え〜!言ってくださいよ。炎上するのは書いた僕ですから」

なるほど!

その考え方ね

って言うのですごくつっかえてたものが流れた

スベりたくない

この言い回しでいいのか

俺だったら

とか、言いたいけどこれは僕の本じゃないし違うかって思ってた稽古期間

そうだ!僕は書いてない

スベったら先生のせいだ!

なんて楽な立場だ!

嫌やけど

パー!と開けた。

かたまり先生曰く

「僕がウケるって思ってた箇所がことごとく外してるんです」

って、昨日のトークショーで話してた

帰りの車内で考えた

もぐらに言わせたら面白いセリフだ!

それを言わされてるからウケないんだ

全部、かたまり先生のせいだ!

でも、背中を見せないといけないので

ウケるように

今日もセリフをいじくります

 

配信もあるよ

https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2454415